' 僕らが出逢ったのは 寝苦しい真夏の夜だった。 その時僕の右腕は既に、 消えない哀しみのせいで 明ける前の空のように蒼く染まり 君の左手爪先には 赤い華がポツポツと咲いていた。 ' yori 21xx/8/10 彼と出逢ったのは、暑苦しさで眠れなかった夜だった。…
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